会員交流誌「おっとろしあ」

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会員交流誌「おっろしあ」7号を発刊

2017.11に会員交流誌「おっろしあ」7号を発刊しました。

会員交流誌「おっろしあ」

会員交流誌「おっろしあ」

みなさんも、宇和島近辺で過ごした幼きとき「おっとろっしゃあ、がいなこと言うたらいけない。こらえてやんなせや」などと言ったり、言われたりしたことでしょう。会員交流誌「おっろしあ」は、郷愁を呼び起こすネーミングと相俟って、宇東高近畿同窓会には、無くてはならぬものとなりました。丸一年半で、5号を発刊しました。驚き、轟きではないでしょうか。

これからも、みなさんからの寄稿によって、更に発展させたいと思っています。よろしくお願い致します。

 

原稿募集

「おっとろしあ」6号と「ずーむいん鬼ヶ城」7号に寄稿を

 編集長

 

「おっとろしあ」7号と「ずーむいん鬼ヶ城」6号に、原稿をお寄せください。小論文・エッセイ・郷土の情報・母校の状況・詩・和歌・俳句・写真・挿絵・その他何でも結構です。 長文になっても結構です。編集の都合上、必ず縦書きでお願いします。なお、原稿の返送は行いません。コピーをお取りください。パソコンをお使いの方は、できるだけEメールでの添付でお願いします。どちらに掲載するかは、編集部にご一任ください。

 

 (宛先) 編集長 一川幸男

 5202343 野洲市大畑3-33 

Eメールアドレス ichiyu@mua.biglobe.ne.jp 

 

創刊号
第2・3号
第4・5号
第6号

会員交流誌「おっとろしあ」巻頭言

「おっとろしあ」巻頭言

 

第6号

会長 西田 次郎(6期)

 会員の皆様におかれましては、益々ご清栄のことと拝察いたします。同窓会交流誌「おっとろしあ」も皆様方のご協力と編集に携わった方たちのご努力にて第6号の発刊となりました。感慨深いものがあります。本誌が会員の興味と好奇心をそそり教養を高め、絆を深めるのに役立てればと考えております。

人生の目的は何か?

いろいろと言われるが、幸福の追求が最大目的ではあるまいか。わたしたち人間はしあわせでありたいという強い念願を持って、日夜営々と働いているといっても過言ではない。

では一体、幸福とはどういうことか?

あるひとは、幸福の条件は

第一、健康であること。

第二、多数の、良き友人のあること。  

第三、平和で円滑な家庭。       

第四、自己の職業に楽しく精励できること。

 

又ある人は、幸福の条件は安心と満足を得ることであるとも言われている。

即ち、物心両面の豊かさがあってこそ、始めて幸福であると私は思う。われわれ人間の欲望は、きりも際限もない。これが人間の本性であり、だからこそ人間社会は日進月歩、成長発展してきたのである。ところが、このような人間の欲望が達成されても、決して人間は幸せになれるものでない。一つの欲望が達成されれば又次の欲望が起こり、物質的充足が逆に不幸になる場合の方が多いように思われる。即ち人間の幸福と言うものは、物質的にはどうしても解決されないものである。人間の幸福は探し求めて得られるものでなく現在、すでに自分の手もとにあるしあわせを如何にして感じるか、否かと言う事ではあるまいか。             

自分自身の手中にある現在の幸せを感じ取る第一条件は、感謝の念を持つことにあると思う。                 

わたくしたちは、自分の力で生きているのでない。天地自然の恵みを始め、たくさんの方々のおかげで、日々生かされているのである。この生かされている喜び、日々元気で生活できる喜びを心からあじあうことができれば、そこには自ら深い感謝の念がわいてくる。手を合わせて何ものかを拝みたくなる気持ちも出てくる。

このように常に感謝の気持ちを持つように心がけることによって、その人はいかに物質的には貧しくとも精神的には極めて豊かな大富豪の如く、しみじみと幸福感に浸ることが出来ると思う。感謝することを知らぬ人は一生幸せになれない。日々感謝し、報恩のため社会に貢献することこそ我々人間の務めであり幸福になる近道と思う。感謝即幸福。

 

第5号

「滅私奉公」の精神で 

会長 木   樹(3期)
 

「おっとろしあ」第5号の発刊を、会員の皆さんと共に喜びたいと思います。「至誠・大志・勇気・使命感・思考力」これは私の人生訓です。「身はたとひ武蔵の野辺に朽ちぬとも留め置まし大和魂」、この吉田松陰辞世の句は、日本人エリートが範とすべき覚悟です。私の幼少期には、この「大和魂」を叩き込まれて育ちました。大和魂とは、至誠・大志・勇気・使命感・思考力を源とする「滅私奉公]の覚悟です。

ちなみに江戸の町人は「花は桜木人は武士」と武士道を賛美しました。其の武士道を実に適格に記しているのが、米国シアトル新渡戸稲造記念碑文です。

 

1.  武士は強くなければならない。

2.  武士は弱きを助けなければならない。

3.  武士は自分から先に刀を抜いてはならない。

4.  武士は成したことを恩にきせてはならない。

5.  武士は成したあと黙って立ち去らなければならない。

しかし、武士の立ち去った後は華の香りが残る……

 

これこそ、日本人の美学です。「滅私奉公]の大和魂、武士道精神の原点です。私は、これが高校同窓会活動必須の心得であると思っています。私事を後回しに「公」を先んずる決意無しには、理念を掲げたわが宇東高近畿同窓会会長は務まりません。

   今年、本同窓会はじめ野村高校等有志の肝いりで、南予高校近畿同窓会連絡協議会が発足しましたが、更に愛媛高校同窓会連絡会、ひいては日本高校同窓会連合会への発展を保障するのも武士道精神です。

さて、かつて日本の津々浦々には、「隣組」がありました。トントントンカラリンの歌詞通り、味噌醤油をも融通しあう市井の「絆」でした。いわば国民連帯、国家の礎でした。敗戦後占領軍GHQが、軍隊、財閥,神道と並び「軍国主義」の残骸とみなし解体しました。日本人は、国民連帯の基盤(最後の砦)を無くしました。個人主義時代に変貌した今では、残された国民的連帯の礎は、母校と故郷を共有する高校同窓会の他にありません。他に何があるでしょうか? その高校同窓会成立の根っ子は「滅私奉公」です。「公」を先んずる覚悟のないリーダーに何が出来るでしょうか。常に「私」が先行する生き方、自己犠牲を厭うような心得では、間違いなく、この「おっとろしあ」の刊行は継続できません。

いろいろな不満は、建設的議論で変えられます。私は、機関誌「ずーむいん鬼ヶ城」と、この会員交流誌「おっとろしあ」の編集を自らの任としている編集陣に、会長として心から感謝申し上げます。

「滅私奉公」についてもう一言。

自己アピールも自信過剰も「私」中心思想ですね。吉田松陰(幼名寅之助)に対する叔父玉木文之進の教育に、次のエピソードがあります。読書中に顔が痒いと寅之助の手が動いた途端、文之進は殴り倒します。学問は「公」の仕事。その最中に痒いなど「私事」を為すとは事言語道断という理由です。
もう一言。意に沿わぬ相手を非難しても問題の解決には至りません。要求は当事者能力をもつ相手(的)に突き付けるものです。的の無い「不平不満」は「愚痴」です。秩序を乱す非建設的愚行です。互いに自らを省みましょう。

 

第4号

次の体制に向けて助走開始

会長 木   樹(3期)

 

 サクラ前線北上。辻々に ピッカピカの一年生 年度代わりの節目。何かと多忙な四月です。皆様は如何お過ごしでしょうか。彼の国が拡散するPM2・5で喉を傷めたり風邪を召す人も少なくない昨今、高齢者会員が多い宇東高近畿同窓会ですから、先ずは、御身大切にとご挨拶を申し上げます。

 

サクラと言えば、「花は桜木 人は武士」と言って胸を張っていた江戸の庶民の姿が目に浮かびます。また先の大戦で祖国に殉じた若き将兵を想います。パッと開花しパッと散る潔さは、日本人の永遠の美意識です。過ぎし日占領軍に「武士道」をはく奪された吾ら凡夫には到達し難い人生訓です。

 

大戦末期、靖国での再開をと誓って南海に散華した先輩三浦恭一少佐ら若き諸先輩に手を合わせる所以です。ちなみに「花」と言えば、三・一一復興支援ソング「花は咲く」は、いい歌曲ですね。平成の国民歌と言って過言でないでしょう。

 

さて、年度代わりです。来る五月十八日は、わが近畿同窓会第四回(二十六年度)総会です。「巻頭言」の場を借りて、今総会の課題について考えて見たいと思います。

 

私は、初代会長就任に当り「二期」を口約させて貰いました。従って第五回総会(二十七年度)は、新しい会長に交代する総会になります。故に、来る総会(第四回)は、二代目会長体制準備の助走スタート期と位置づけたいと思います。

 

新会長に誰を選ぶか? 新しい運動をどう構築するのか? 等々の課題を具現化する土台となるのは、とりあえず過去三年間の運動の総括です。また懸案の高校同窓会連合(先ずは愛媛県下)発起人会を26年度中にスタートさせねばなりません。私の最期の大仕事です。ご支援ください。

 

と言うわけで、総会の議論の切っ掛けともなればと祈念し、いくつか問題提起をさせて下さい。基本は、愛媛の名門宇和島東高等学校の伝統に恥じない品格・品性をもった近畿同窓会を保持継承することです。それには知性と教養の研鑽を積まなければなりません。

 

いざ交流誌『おっとろしあ』の出番です。機関誌『ずーむいん鬼ヶ城』とこの『おっとろしあ』が「宇東高近畿同窓会ブランド」確立の不二の武器です。

 

歴史上、機関紙という媒体を持たない団体が、その目的を達成出来たためしはないということで。社会科学史では機関紙を「武器」と称しています。先に文言差替えのご意見を戴きましたので、今回は前もって釈明して置きます。これについて、今井啓介副会長の処には、両機関誌継続を賞賛するメッセージが寄せられているそうです。氏にとっては予想外のことだったようです。

 

氏は、当初資金も無いのに機関誌発刊は無理だと言っていたので、評判を得て、危惧はいっぺんに吹っ飛んだと感慨を述べています。右肩上がりの会員増は、両機関誌の手柄だとも評価されているとの報告です。

 

3期同輩の浅田九郎治君{関東}は、織田博重事務局長の発した総会来賓招待状の謝辞の便りの中で、近畿同窓会と機関誌活動への惜しみない賛辞を書いています。ちなみに、わが同窓会は、難産の創立段階から、其れ故の戦略思考を身につけました。「母校は母、故郷は父」、「両親への恩返しこそ高校同窓会の務め」という「理念」を掲げたのもまさに其れ故でした。

 

平成26年度事業方針の結語に「われらは『私の前に道は無い 後に道が出来る』を肝に銘じて、大胆に『高校同窓会の道』を拓く」と高々目標を掲げるのも其のためです。宇東高近畿同窓会は、「全国高校同窓会連合」設立の魁(さきがけ)を自らの任と課しています。

 

高校同窓会は「郷土愛」を培う「核」です。故郷活性化の得難き先駆けの本質をもっています。世間がアイデンティティ喪失の時代に、愛国心の土台である故郷愛を目標に掲げ先駆けることは、明治維新開幕の先達(せんだつ)、幕末の四賢公の一人伊達宗城公の後継を担うわれらの矜持です。

 

繰り返しますが、来る総会は、第一に、新会長を筆頭とする第一線指導体制の若返りをはかる助走のスタートラインとしなくてはなりません。現指導部は、裏方にまわればよいのです。老兵は去ることにより組織の活性化をはかりたいと思います。

 

第二に機関運営の基調を「調和」に置く。各自、自らの長所(得意)を「公」に寄与し、短所(不得手)は仲間が補い合う、コーラスのハーモニー精神を宇東高近畿同窓会魂に昇華させる。絶対に仲間の失敗や落ち度をあげつらったり非難しないこと。裏付けの無い風評を拡散しない。自分だけいい子になる卑しい根性は恥とすることです。

 

第三に、県人会、宇和島クラブとの連携強化し宇和島活性化に寄与する環境をつくる。加えて、県下高校同窓会との交流を強める活動資金の予算措置をとることです。

 

これらに、新たに発足するホームページや機関誌をフル活用する。特に「ずーむいん鬼ヶ城」「おっとるしあ」は、宇和島の文化人、神社、仏閣、政治・経済界の有力者ら著名人への積極的頒布を行い、当該の宇東高近畿同窓会の認識を高めて戴き、ご支援と期待を集める。編集人の充実強化をはかるなどがあげられる。

 

第4号巻頭言の場を借りて、以上の問題提起をさせて頂きました。会員、幹事、諸兄姉の、総会における、またその前後等、機会ある毎に活発な意見交換をしていただくことを祈念しこの稿を閉じます。 

 

第3号

あっという間に3号

会長 木   樹(3期)

 

はじめに「おっとろしあ」は、あっと言う間に第3号発刊に漕ぎつけました。感慨深いものがあります。先ずは平野弘通編集長及び編集委員の並々ならぬご苦労と寄稿者諸君のご協力に感謝します。

 

 

さて、「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成さぬは人のなさぬなりけり」これは江戸時代中期の大名である出羽国米沢藩第9代藩主 上杉鷹山こと 治憲(175199日・182242)が、藩政改革に当たって述べた名言です。「至誠・大志・勇気・使命感・思考力」これは、かつて私がかかわったシンクタンク組合総研において、労働者の賃金奴隷意識を、職人(プロ)意識に変革する目的で創設の「マイスター塾」に、私が提言した標語です。 

 

  ところで本誌は、創刊号巻頭言で申し上げた通り本誌は五つの目標を掲げています。

 

1.  会員の興味と好奇心をそそる

2.  教養を高める

3.  絆を取り持つ

4.  次号を期待させる

5.  宇東近畿同窓会のブランドをアピールする

 以上、再確認しますのは、次の提案をしたいからです。

 会員の興味をそそる、絆を取り持つ、次号を期待させる本にするには、いくつかの課題があると思います。先ず投稿者も含めて共通の楽しみとなるには、新しい情報を知ることができる、次いで自分の原稿が活字になる喜び、仲間が読んでくれていることを知る嬉しさではないかと思います。褒められるともっと嬉しいものです。

 

 

 そこで提案は、の「教養を高める」課題にかかわるものです。この思いもったのは、過日デスク担当者との会話でした。現状では添削作業が結構大変のようです。私も編集プロ経験があるのでよく分るのですが、それは商品として販売する場合避けて通れないのです。けれども「おっとろしあ」は、同窓会仲間の機関誌ですから、ちょっと頭を切り替えて、著名入りの原稿については、特殊な場合および文字数管理と生原稿の通常校正に止め、添削はやめたらどうかと思うのです。文章は人格を示します。添削で歪めない方が良いと考えます。

 

当人は、表現力を、失敗も体験しながら高め、読書や執筆を重ねながら身につけていくことが出来ます。投稿者各自は、当会の教養手習い教室気分で段々向上していくとよいのではないかと思います。なせば成る、きっと有意義な成果があがると思います。

 

 

 本誌発行も当初、私は、表題を「季刊誌」と命名、四季折々発行を提案しましたが、経済的にも、人財、作業手数からも「時期尚早」無理だと却下されました。ですが、創刊号は平成25年5月、2号は8月、3(今号)12月はじめに発刊と、私の思い描いていた軌道に乗りつつあります。まさに「なせば成る なさねば成らぬ 何事も 成さぬは人のなさぬなりけり」ですね。これからも「至誠・大志・勇気・使命感・思考力」をもって、会員の特技、才能、智慧、知識、意欲の結集する宇東近畿同窓会に発展していくことを望みます。

 

 しまいに、7月に谷口利広氏の本「攘夷などと無謀なことを」が、自費出版されたことはお知らせした通りです。お読みになられた方も多いことでしょう。宇和島でも大した評判です。その後10月に「校長の覚悟で学校が変わる」を企画出版、さらに11月には「体罰を混同するな」を同じく企画出版されました。どちらも力作ですが、特に「体罰を混同するな」は、谷口氏渾身の著作であり、今後国内において大きな波紋を呼びそうです。近畿同窓会としても、支援しているところです。本誌読者諸氏にも、ぜひともお読みいただきたいと推奨申し上げます。

 

 

第2号

第2号発刊に当たり

会長 木   樹(3期)
 

   まず「おっとろしあ」2号の発刊を、会員諸氏と共に慶びたいと思います。また過日の第三回総会の参加者が右肩上がりに増えたこと(この流れは一層加速して貰いたいものです)。また会歌「山よ川よ海よ」の発表が作詞者(谷口利広副幹事長)、作曲者(松影通男先輩)出席の中、盛大に行われたこと、近畿圏の愛媛高校同窓会6校代表9名の来賓ご臨席を戴き、さらに紅葉の頃、同県下高校同窓会研究交流集会(県市、県人会協賛、愛媛新聞社後援)企画が話し合われたことを喜びたいと思います。これは、年度事業方針として掲げた「高校理念」の全国共有化運動への第一歩を踏み出したことになるからです。

関連して先日、野村高校同窓会会報誌「みどりヶ丘」編集局(堤秋義局長)から原稿依頼を戴きました。早速「高校同窓会・郷中・ボーイスカウト」と題する投稿をしました。同時に、野村高校同窓会側にあらためて、当方機関誌(ずーむいん鬼ヶ城・おっとろしあ)への寄稿をお願いしました。なお、総会直後今年度第一回役員会を開催、役割分担、会運営規定づくり、編集会議再編成等を協議し、二十五年度の一層の発展を期しています。そうした最中にもう「おっとろしあ」2号の発刊です。編集担当者の健闘にお礼申し上げます。

さて前回巻頭言で「おっとろしあ」の果たすべき役割について五つの目標を示しました。会員の興味と好奇心をそそる教養を高める絆を取り持つ次号を期待させる宇東高近畿同窓会投稿ブランドをアピールするーでした。今回はこれに「愛媛高校同窓会の強い絆を深めるーを加筆したいと思います。

しまいに、七月には、伊豫於蓮路こと谷口利広著、伝記小説 宇和島藩主 伊達宗紀・宗城「攘夷などと無謀なことを」が発刊されました。谷口副幹事長の快挙に拍手をおくります。

 

 創刊号

「おっとろしあ」創刊の辞

会長 木   樹(3期)
 

 会員諸氏には、ご健勝のこととお慶び申し上げます。

周知のとおり、宇東高近畿同窓会は、本年5月に3回目となる総会を開催いたします。設立準備段階からこれまでを振り返りますとき、感慨ひとしおのものがございます。ご支援、ご協力を賜っている皆様には、心から御礼を申し上げます。

宇東高近畿同窓会を、引き続き皆様の総力をもって、さらに発展させていきたいものです。よろしくお願いいたします。

さて、「機関誌を通して、会員間のコミュニケーションをより深めさせていただきたい」、それが会長を与った私の切なる願望であります。先ず、年一回の機関誌「ずーむいん鬼ヶ城」の発刊(平成24年1月に創刊号、本年1月には第2号を発行)を実現しました。機関誌が好評を博していますことは、慶びに堪えません。

この度はまた、宇東高同窓会交流誌「おっとろしあ」の創刊に漕ぎ着けました。喜ばしい限りです。創刊に際し、玉稿を賜りました皆様方に対しまして、心から敬意を表するものであります。加えて、平野弘通君(9期)が編集主幹、谷口利広君(20期)がデスクの役割を受け持ってくれ、ご苦労願いました。両君はじめ、編集に携わっていただいた方々に深謝いたします。

さて、誌名の「おっとろしあ」ですが、みなさんご存じのとおり、宇和島の方言でありまして、「なんとまー」という意の感動詞です(出所・篠崎充男「宇和島の方言」)。一説では、北丹後や石川県でも使われているようです。どちらにしましても、大向こうから「オットロシア、ガイにエーもん出したナーシ」と感嘆・歓迎の声がかかる冊子に育てていきたいものです。いや、皆様会員のご協力でもって、ぜひとも育てていかねばなりません。そのためにも、先輩・後輩諸氏からの積極的な寄稿に期待いたします。

この同窓会交流誌が、

 

1.  会員の興味と好奇心をそそる。

2.  教養を高める。

3.  絆を取り持つ。

4.  次号を期待させる。

5.  宇東高近畿同窓会ブランドをアピールする。

そういったものに大きく成長していくよう、皆で協力、期待をしてほしいものです。

末尾になりましたが、別稿で紹介のとおり、この度、本同窓会の「会歌」が制定されました。会員の作詞で、作曲は松影通男(1期)先輩による格調高い見事なものです。5月の総会時に、松影氏ご夫妻をお招きし、発表披露をさせていただく予定です。ご期待ください。

 発刊に携わったみなさんの奉仕精神に感謝して

 


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